元気だろうか
仕事で集中していると、ふと昔効いた言葉が頭をよぎるときがある。今日よぎったワードはこれ。
「あなた達が大人となり、社会人となり汗かき働くなかで年金を支払います。でもリアイアした後、あなたたち年金は多分もらえないでしょう。でも私はもうそろそろリタイアするので、年金はしっかりもらえる。だから頑張って働いてください」。
ここまではっきりと支離滅裂なワードを覚えているということは、かなり印象に残っているんでしょう。あと結構ひどい。
んでこの発言は、中学校の、多分社会科の教師。
自分の中学校は3つの小学校から流れて来る学校だったので、いろいろな文化だったり、いろいろな子がいたりした。割と有名な子もいたりした。そしてまあまあ荒れていた。窓ガラスはよく割れていた。
その頃中学2年生。受験というプレッシャーもなく、学校にもなれ、一番自由に動き回る、活発な細胞がうようよひしめく感じの年。多分先生も手に負えないぐらいの感じだったのだろう。
その先生、とても不名誉なあだ名をつけられていたのを覚えている。多分、それに業を煮やしていたのだろう。なめられていた教師の授業は崩壊していた。
社会科なので、社会制度についての授業の中で、「年金制度」の話になった。今では一番払いたくない支出No.1でもある年金。説明している中授業は崩壊。話を聞くレベルではない状態。でも自分でもどう崩壊していたのかはきちんと覚えていないのだが、怒るにも怒れない先生。説明の中で、けなす言葉しか出ない中、このワードが出たようで、割と聞いていた自分も、「なんかほんとひどい先生になっちゃったなあ」と、見限った感じを覚えている。なんともひどいこと言ってるなあと。
でも、他の生徒は多分覚えていないし、聞いてもいないだろうという、荒れた学校特有の、授業聞いていないから覚えてないってやつ。
あの先生、多分もうリアイアされたのだと思うけど、年金もらって元気に暮らしているのだろうか。
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